地震に強い構造体

耐震等級1〜3とは

地震に対する強さは耐震等級で表す

地震に対する建築物の強さは「耐震等級」という指標で示されます。等級は3段階で分けられています。
「耐震等級1」は、建築基準法で定められた最低限の耐震性能です。数十年に一度程度発生する地震(震度5強程度)では、著しい損傷が生じず、また、数百年に一度程度発生する地震(震度6強~7程度)では、倒壊・崩壊しない性能が求められます。
「耐震等級2」は耐震等級1の1.25倍、「耐震等級3」は耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準です。「耐震等級3」は住宅性能表示制度で定められた耐震性の中で、最も高いレベルです。

耐震等級3を標準にする

2016年に発生した熊本地震の建物被害調査の結果などから、震度6強を超える大きな地震に対して耐震等級1の建物では、耐震強度が足りないことがわかりました。逆に、耐震等級3の建物で倒壊したものはなく、およそ9割の建物は無被害でした。このような結果から、地震から家族を守る、財産を守るための最低限の基準は耐震等級3と考えています。

一棟ごとに許容応力度計算を行い強度を確認する

耐震強度3を確認するためには、「許容応力度計算」という工学的に複雑な計算が必要となります。一方、その手間を軽減するため、簡易な計算(性能表示計算)により耐震等級3であることを導き出すことも公に認められています。しかし、両者の強度ランクを比較すると、同じ耐震等級3でも明らかな違いがあります。そのような理由から、バウムバウムでは自社で構造計算ソフトを使用して許容応力度計算を実施し、一棟ごとに耐震強度3であることを確認しています。
また、オプションとして、建物規模や形状によりSE構法(金物工法)での設計も対応可能です。