
最も高性能な基準である断熱等級7
断熱等級7は、住宅の断熱性能を示す指標のうち2022年10月に新設された最高等級です。HEAT20(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)断熱グレードG3レベルの基準を満たす断熱性能でもあります。
それまで5段階であった断熱等級に等級6,7が追加された理由は、将来のエネルギー予測を考えたとき、住宅の省エネルギー化をこれまで以上に推進する必要があるという国の判断からです。

断熱等級7はオーバースペックではない
断熱等級7は、平成28年に定めらた省エネ基準である等級4と比較して、約40%の省エネ効果があると言われています。また、冬の室温が15℃を下回ることがなく、夏は就寝時にエアコンを切っても朝まで涼しさが残るという快適さにも優れています。
断熱等級7をオーバースペックだという意見もありますが、滋賀県の特に北部の気候風土や、近年の夏の酷暑を前提にすると必ずしもそうとは言えないと私たちは考えます。
ただし、断熱等級を上げる投資費用に対して冷暖房費の削減など経済的な効果が現れるのは等級6までです。経済的な効果は薄まるが、「快適さの向上」というメリットは圧倒的に上がるのが等級7です。

高断熱と間取りや開放感を両立させる工夫
断熱等級7の住宅を実現するとき、最も手っ取り早いのは壁の面積を多くして、熱の出入りが多い窓を少なく小さくすることです。しかしこれでは、居住快適性を損なってしまします。
そのため、断熱等級7を実現しながら、暮らしやすい間取りや外とのつながりを感じることができる開放感のある住まいづくりをする設計・施工力を身につけることが必須であると考えています。