

自然の力を利用するという設計思想
パッシブデザインとは、建築設計において自然の力を最大限に活用することで機械に依存する割合を減らしながら、エネルギー効率と快適性を高める設計思想です。具体的には以下のような特徴があります。
1.自然光の利用:窓の配置や大きさを工夫し、自然光を効果的に取り入れる
2.自然換気:風の流れを考慮した窓の配置で、自然な空気の循環を促す
3.断熱性能:高性能な断熱材を使用し、熱の出入りを最小限に抑える
4.日射制御:季節に応じて日光を取り入れたり遮ったりする設計
5.蓄熱:熱を蓄える素材を使用し、温度変化を緩和する
6.建物の向き:太陽や風の向きを考慮して建物を配置する
7.グリーン設計:緑化や植栽を活用して、自然の冷却効果を得る
パッシブデザインは、エネルギー消費を抑えながら快適な室内環境を実現し、環境負荷の低減にも貢献します。


シミュレーションにより効果を検討
パッシブデザインの効果を検討するためには、敷地や建物形状、さらに周辺環境を3DCGとして再現し、一年間を通した太陽の軌道との関係をシミュレーションします。
この結果に基づき、プランの修正や窓の配置や大きさを検討することで、敷地において理想的なパッシブデザインの恩恵を得ることができます。

パッシブデザインの必要性
パッシブデザインは、冷暖房機器などへの依存を減らし、自然エネルギーを最大限に活用します。これにより、エネルギー消費量を削減できます。将来どうなるかわからないエネルギー需要や価格において、できるだけエネルギーを使わない暮らしは多くのメリットがあると考えます。
そのような理由から、パッシブデザインを軸に据えた設計を基本とすることは、お客様の暮らしにとってプラスになることであり、さらに温室効果ガスの排出削減など、気候変動対策として重要な役割を果たすと考えます。