家の燃費という考え方
建物の大きさや用途、断熱性能が分かれば、普段の生活における年間光熱費をシミュレーションすることができます。これを「家の燃費」と呼んでいます。数年前まで国が「次世代省エネ基準」としていた性能の住宅と比べた光熱費の違いなども確認することができます。バウムバウムでは、設計段階において、計画中のお宅の光熱費シミュレーションを行いながら、断熱性能を決定していきます。
ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)化への取り組み
断熱性能の高い住まいづくりの本来の目的は「日常生活を送るために必要となるエネルギーをできるだけ抑えるため」であり、断熱性能の数値競争をすることではありません。
ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)についても同様です。ZEH化自体が目的ではなく、「自分たちで使う電気は、できるだけ自分たちで賄う」という考え方が基本であり、その延長線上がZEHです。
バウムバウムは性能値(数値)自体に拘るのではなく、本来の目的や根本である「脱炭素社会」を目指した住まいづくりをご提案します。
バウムバウムのZEH建築実績と普及目標は以下のとおりです。
年度 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
年間建築総数 | 4棟 | 5棟 | 4棟 | 4棟 | 6棟 | 5棟 | 3棟 | 3棟 | ー | ー |
実績 / 目標 | 実績 | 実績 | 実績 | 実績 | 実績 | 実績 | 実績 | 実績 | 目標 | 目標 |
ZEHの割合 | 0% | 0% | 0% | 25% | 67% | 60% | 100% | 67% | 100% | 100% |
パッシブデザインへの取り組み
太陽光や風といった自然エネルギーの恩恵を、暖かさや明るさといった形で享受できる工夫を設計思想に落とし込むこと、また創造することを「パッシブデザイン」と呼びます。
お客様のプランご提案時にこのパッシブデザインという視点を常に意識することで、機械仕掛けばかりに頼らない家づくりが可能となり、より省エネルギーな暮らしを実現することが可能となります。
シミュレーションにより効果を検討
パッシブデザインの効果を検討するためには、敷地や建物形状、さらに周辺環境を3DCGとして再現し、一年間を通した太陽の軌道との関係をシミュレーションします。
この結果に基づき、プランの修正や窓の配置や大きさを検討することで、敷地において理想的なパッシブデザインの恩恵を得ることができます。