性能をカタチに

耐震・耐久性を考えたカタチ

耐震・耐久性を考えたカタチ

耐震性能だけを考えるのならば、サイコロのような立方体の建物が構造的には最も安定している言えます。しかしそれでは、家族の暮らしを立方体の中に押し込んでしまうことになり、理想的なプランからは離れていきます。同様に、耐久性やメンテナンス性を確保しながら意匠性をどうやって高めるかも難しいところです。
耐震・耐久性を担保しながら快適な暮らしが実現できる空間の創出が、私たちに与えられた大きな課題の一つとなります。

パッシブデザインを考えたカタチ

パッシブデザインを考えたカタチ

パッシブデザインとは、太陽の熱と明るさ、そして建物周辺を吹く風を受動的に利用すること。冬の陽だまりの中でポカポカと過ごしたり、暑い時期に自然の風で涼んだりする快適さと省エネが両立する暮らしが実現します。そのためには、太陽の角度や高度、風が吹いてくる方向などに建物側を合わせていくことが必要です。生活動線や耐震・耐久性、そして断熱性能を考慮しながら、パッシブデザインの効果が得る「自然と繋がる部分」も同時に検討していくことが必要です。

常にデザインマインドを持ちながら

常にデザインマインドを持ちながら

太陽に素直な設計を心がければパッシブデザインに繋がります。吹抜大開口を設けると耐震的に不利にもなり得ますが、それを嫌った設計することはお客様が得られるはずの恩恵を0にしてしまう。だからこそ知識と技術力で性能とカタチの両立を図る必要があります。
0から1を生み出す過程において、家族の想いに加え、設計者がその家族に贈りたいものをカタチに落とし込む。断熱性や耐震性だけを追い求めるだけでなく、そこに性能が担保された意匠性を宿すこと、常にデザインマインドを持ちながら設計を行うことを私たちはお約束します。