いよいよオープンハウスが明日にせまった「長浜市高月町T邸」にて、完成後の気密測定を行いました。
完成時の気密測定ですが、現場での速報値でC値0.2(cm2/m2)との結果になりました!
これから詳細に計算をしたのちにきちんとした数値がでる(速報値は概算)ので、最終的なC値は0.2を切るくらいかなと予想しています。
※住宅は気密性能が高いほど湿気やすきま風などが入りにくく、冷暖房や換気の効率が高まります。 気密性能は床面積1㎡あたりにすき間が何c㎡空いているかを測定し示した数値であり、C値(しーち)と呼ばれます。 一般に高気密住宅の基準はC値=1.0cm2/m2/以下といわれますが、バウムバウムではC値=0.5cm2/m2を自社基準としています。
計画した空調・換気・断熱設計から快適な住まいの温熱環境を実現するためには、C値0.5以下であれば可能であると私たちは考えて、アーキトラストでの自社基準にしていますが、実際に完成後の気密測定値は平均してC値=0.3前後になることが多いです。
T邸はここ最近の物件の中で一番よい気密性能の住宅になりそうです!
今回のT邸も、より良いC値を求めるために施工性に尽力を注いだというわけではなく、アーキトラストでの通常の施工方法でこの数値がでました。
安定して高気密住宅を施工できること、設計者としてもうれしい限りです。
気密性能が良いことで得られる住宅の快適性は、ぜひ週末のオープンハウスにて体感していただきたいと思います♪
小栗