東近江N邸で、気密テストを行いました。
気密テストとは、住宅全体でどれだけ管理されていない隙間が空いているかを調べるテストです。
サッシを取付け、外装工事が一段落した時点で行います。
結果はC値=0.26㎠/㎡となかなかの数値でした!!
C値は相当隙間面積のことで、住宅の床面積1㎡につきどれだけ不要な穴が空いているのかを表していて、住宅全体でどれだけ隙間があるのかがわかります。
一般的には、北海道などの寒冷地ではC値=2.0以下、滋賀県ではC値=5.0以下で「気密住宅」と言えるのですが、計画通りの換気を行おうと思うと、C値=1.0以下が望ましい数値です。(参考:快適な暮らしを実現する換気と高気密住宅の関係 ※動画、再生時に音が出ます)
アーキトラストではC値=0.5㎠/㎡が標準性能ですが、可能な限り住宅の気密を高めていこうと施工にも努めていますので、今回の東近江N邸での測定結果は良い数値で、現場の大工さんと一緒に喜びました!
ちなみに今回のC値0.26という数値は、家全体では約43.72㎠の隙間があるということになるのですが、これは名刺サイズ(約5.5×9.0=49.5㎡)よりも小さい面積で、建物全体の大きさから考えるととても小さい隙間と言えます。
冬あたたかく、夏に涼しく、結露しない快適で健康な住まいには、高断熱化・高気密化・しっかりとした換気計画は欠かせません。
住まいを高断熱・高気密化することで、冷暖房エネルギーを削減し、地球環境にも負荷の少ない暮らしが実現できます。
アーキトラストでは今後も全棟気密テストを行い、確かな数値をして高断熱・高気密住宅を作っているということを告知していきたいと思います!
(岸本)